祈りのいらない世界で〜幼なじみの5人〜【実話】

和やかな空気が2人に流れている時、ギャル達がやってきた。



「祈!捜したわよ!!何でこんな所にいるのよ」

「は?捜せなんて頼んでねぇぞ」

「私達が祈といたいのよ!!わかってよ」

「知るか。なんで俺がお前らの事わからなきゃなんねぇんだよ」



イノリとギャル達の言い合う声でキヨは目を覚ました。




「…ん。イノリ?」



キヨが起きると、ギャル達は一斉にキヨを睨みつける。



「あんた祈の何なのよ!さっき風くんと抱き合ってたくせに、何で祈ともいるのよ!!美人でもねぇのに」

「祈は優しいから一緒にいるだけよ、自惚れんな!!」



言いたい放題言われるキヨ。

キヨは泣きそうになりながら俯いた。




「…黙れブス共。これ以上キヨを悪く言うとぶん殴るぞ」



イノリが睨むとギャル達は怯む。




「こいつは俺の彼女なんだよ。わかったなら出てけ。邪魔だ」

「祈のバカ!!」



ギャル達はそう叫ぶと屋上から去っていった。


キヨはただポカンとイノリを見つめる。