すると、屋上にイノリが1人でやってきた。
イノリはフェンスに寄りかかって眠っているキヨに気付くと、眉を寄せる。
「…なんでコイツはこんな所で寝てんだよ」
イノリはキヨの顔を覗き込むと、キヨが泣いている事に気付く。
「何泣いてんだよ。…俺が怒鳴ったからか?悪かったな」
イノリはキヨの涙を親指で拭うとキヨの小さな体を抱きしめた。
嗅ぎなれたキヨの匂い。
「…あ〜落ち着くわ」
イノリは体に馴染んでいるキヨの抱き心地と匂いに安堵を感じていた。
あれ?
イノリの匂いがする…。
キヨは薄く目を開くと、イノリの肩越しの景色をぼんやりと見つめた。
視界の片隅にはイノリの癖っ毛が映る。
「幸せだなぁ……」
キヨは声を出さずに口だけ動かすと、再び目を閉じた。
「イノリ…ごめん……なさい…」
「ん?…何だ、寝言か。もういいよ。怒ってねぇから」
イノリは優しく微笑むと、柔らかい風が吹き抜ける屋上でキヨが起きるまで抱っこをしていた。
イノリはフェンスに寄りかかって眠っているキヨに気付くと、眉を寄せる。
「…なんでコイツはこんな所で寝てんだよ」
イノリはキヨの顔を覗き込むと、キヨが泣いている事に気付く。
「何泣いてんだよ。…俺が怒鳴ったからか?悪かったな」
イノリはキヨの涙を親指で拭うとキヨの小さな体を抱きしめた。
嗅ぎなれたキヨの匂い。
「…あ〜落ち着くわ」
イノリは体に馴染んでいるキヨの抱き心地と匂いに安堵を感じていた。
あれ?
イノリの匂いがする…。
キヨは薄く目を開くと、イノリの肩越しの景色をぼんやりと見つめた。
視界の片隅にはイノリの癖っ毛が映る。
「幸せだなぁ……」
キヨは声を出さずに口だけ動かすと、再び目を閉じた。
「イノリ…ごめん……なさい…」
「ん?…何だ、寝言か。もういいよ。怒ってねぇから」
イノリは優しく微笑むと、柔らかい風が吹き抜ける屋上でキヨが起きるまで抱っこをしていた。

