祈りのいらない世界で〜幼なじみの5人〜【実話】

イノリの足の間に座り、イノリに寄りかかって眠っていたキヨはやっと目を覚ました。



「…ん〜。…あれ?ここどこ?…ん?イノリ?」

「おはよ♪キヨ。俺もいるよ」

「ケンまで。なんで小学校にいるのよ」



目を擦りながら辺りを見渡すキヨに、イノリは朝からの出来事を全て話した。


キヨは寝ている時の失態を知り、赤くなると俯いた。



「今更恥ずかしがるなよ。お前の寝ぼけた姿なんてもう見慣れたよ」

「もー!!顔から火が出そう!!」



イノリは意地悪そうな顔をしながら、真っ赤になるキヨを突っついていた。

するとカンナとカゼが戻ってきた。




「パン食いOKだって。ケンとカゼ登録してきたわよ」

「………あんパンとクリームパンどっちにしようかな」

「そんなので悩むなよ!!」



5人が騒いでいると、100M走に参加する男子の招集がかかる。


男3人はグラウンドへと駆けていった。