「カンナ、カゼがカンナに泣かないでって言ってたよ。だから大丈夫。あんな奴らに負けたりしない。カゼは勝つから応援しよ?」
キヨがカンナの背中をさすると、カンナは頷いた。
夏の気温と、選手達の熱気で暑さを増すグラウンド。
点数の入らない試合が続く中、カゼがボールを止めようとするゴールキーパーに突っ込みヘディングをすると、ゴールキーパーの拳がカゼの顔面に当たる。
その衝撃でカゼは倒れるが、ゴールが決まった。
それと同時にホイッスルが鳴る。
「よっしゃー♪勝った!カゼがゴール決めたよ」
「でもあいつ大丈夫か?モロに殴られてたけど」
4人がカゼを見ると、カゼは左目の横から流血していた。
「あーっ!カゼの綺麗な顔がぁ!!あのゴールキーパー、カゼのファンに殺されるぞ」
「そうじゃないでしょ、ケン!……カゼっ!大丈夫!?」
キヨが叫ぶとカゼは起き上がり、並んで立っている4人を見つめた。
「…………勝った!」
いつも冷静なカゼがそう叫ぶと4人はカゼに駆け寄り、5人はグラウンドの真ん中で抱き合った。
その後、5人は医務室へ向かい、カゼの足の様子を担当医に見せた。
「全国高校サッカー選手権大会はいつから始まるんだね?」
「………3日後に地区予選が始まります」
「そうか。君は上を目指してるのかね」
「………はい。国立になんて行けないのはわかってます。でも高校最後の大会だから行ける所まで行きたいです」
カゼがそう言うと、担当医は首を振った。
「君の足は靭帯が切れてしまっているかもしれない。予選には間に合わない。もし勝ち進んでも、リハビリをしなくてはならない君が試合に出るのは不可能に近いだろう」
医師の言葉を聞いた5人は息を飲む。
「…靭帯?カゼ、あんなに動いてたのに?」
「無理をしたから悪化してしまったんだよ」
キヨの言葉に医師は冷静に返答する。
キヨがカンナの背中をさすると、カンナは頷いた。
夏の気温と、選手達の熱気で暑さを増すグラウンド。
点数の入らない試合が続く中、カゼがボールを止めようとするゴールキーパーに突っ込みヘディングをすると、ゴールキーパーの拳がカゼの顔面に当たる。
その衝撃でカゼは倒れるが、ゴールが決まった。
それと同時にホイッスルが鳴る。
「よっしゃー♪勝った!カゼがゴール決めたよ」
「でもあいつ大丈夫か?モロに殴られてたけど」
4人がカゼを見ると、カゼは左目の横から流血していた。
「あーっ!カゼの綺麗な顔がぁ!!あのゴールキーパー、カゼのファンに殺されるぞ」
「そうじゃないでしょ、ケン!……カゼっ!大丈夫!?」
キヨが叫ぶとカゼは起き上がり、並んで立っている4人を見つめた。
「…………勝った!」
いつも冷静なカゼがそう叫ぶと4人はカゼに駆け寄り、5人はグラウンドの真ん中で抱き合った。
その後、5人は医務室へ向かい、カゼの足の様子を担当医に見せた。
「全国高校サッカー選手権大会はいつから始まるんだね?」
「………3日後に地区予選が始まります」
「そうか。君は上を目指してるのかね」
「………はい。国立になんて行けないのはわかってます。でも高校最後の大会だから行ける所まで行きたいです」
カゼがそう言うと、担当医は首を振った。
「君の足は靭帯が切れてしまっているかもしれない。予選には間に合わない。もし勝ち進んでも、リハビリをしなくてはならない君が試合に出るのは不可能に近いだろう」
医師の言葉を聞いた5人は息を飲む。
「…靭帯?カゼ、あんなに動いてたのに?」
「無理をしたから悪化してしまったんだよ」
キヨの言葉に医師は冷静に返答する。

