夏になると思い出すのは『麦藁じいちゃん』
それはまだ5人が小学生の頃。
いつも麦藁帽子を被り、白いタオルを首に巻いて農家用の三輪車に乗っているおじいちゃん。
どこに住んでるのか、何をしている人なのかはわからない。
でも夏休みになると5人の元に必ず現れ、色んな話をしてくれるおじいちゃんだった。
「あっ!麦藁じいちゃんだぁ♪」
今日も5人が河原で遊んでいると、三輪車に乗ったじいちゃんがやってきた。
「おぉ、今日もこんな暑い中遊んどるなぁ」
「水掛っこしてるから涼しいよ。じいちゃんも一緒にやる?」
「ワシはジジイだからそんな元気はない。それよりお前さん達、スイカ食べないか?」
「わーい♪スイカ」
5人は木陰の下、麦藁じいちゃんを囲んでスイカを食べていた。
「ねぇねぇ。じいちゃんは何でいつも俺達の所に来るの?」
ケンの問いにじいちゃんは優しく微笑んだ。
「お前さん達を見てると人間同士を繋ぐ“絆”っちゅーもんがわかる気がしてな。今の人間には、それがないからな」
「きずな?」
5人は首を傾げる。
それはまだ5人が小学生の頃。
いつも麦藁帽子を被り、白いタオルを首に巻いて農家用の三輪車に乗っているおじいちゃん。
どこに住んでるのか、何をしている人なのかはわからない。
でも夏休みになると5人の元に必ず現れ、色んな話をしてくれるおじいちゃんだった。
「あっ!麦藁じいちゃんだぁ♪」
今日も5人が河原で遊んでいると、三輪車に乗ったじいちゃんがやってきた。
「おぉ、今日もこんな暑い中遊んどるなぁ」
「水掛っこしてるから涼しいよ。じいちゃんも一緒にやる?」
「ワシはジジイだからそんな元気はない。それよりお前さん達、スイカ食べないか?」
「わーい♪スイカ」
5人は木陰の下、麦藁じいちゃんを囲んでスイカを食べていた。
「ねぇねぇ。じいちゃんは何でいつも俺達の所に来るの?」
ケンの問いにじいちゃんは優しく微笑んだ。
「お前さん達を見てると人間同士を繋ぐ“絆”っちゅーもんがわかる気がしてな。今の人間には、それがないからな」
「きずな?」
5人は首を傾げる。

