東京に来たからといっても、昔と何も変わらずに過ごす5人。
大学生活にも慣れ、新しい生活を満喫していた時、カゼの携帯に一本の電話が掛かってきた。
「………もし」
「風?私よ、美咲」
「………うん、わかるよ。どうしたの?」
「私…東京に来たの。海から逃げてきちゃった」
美咲の言葉にカゼは目を見開いた。
「離婚はしてないんだけどね、ちょっとだけ距離を置こうと思って…。そしたら海も昔みたいに優しい人に戻ってくれるかなって思ってね」
「………そう。ごめん、俺これからサークルなんだ」
「うん。また連絡するわ」
カゼは通話を切ると、少し口角をあげた。
自分を嘲笑ってきた兄を今度は自分が嘲笑うかのように。
カゼはその日以来、美咲と関係を持つようになった。
それが幸せなのかはわからなかったけど、カゼは満足していた。
「カゼ、最近帰り遅いけどどこ行ってるの?」
カンナは美咲の所から帰ってきたカゼに問う。
「………サークル仲間といるだけだよ」
「そう。でも、あんまり夜遊びしちゃダメよ?まだ学生なんだから」
「………わかった」
カゼはペコッとカンナに頭を下げると自分の部屋に入っていった。
大学生活にも慣れ、新しい生活を満喫していた時、カゼの携帯に一本の電話が掛かってきた。
「………もし」
「風?私よ、美咲」
「………うん、わかるよ。どうしたの?」
「私…東京に来たの。海から逃げてきちゃった」
美咲の言葉にカゼは目を見開いた。
「離婚はしてないんだけどね、ちょっとだけ距離を置こうと思って…。そしたら海も昔みたいに優しい人に戻ってくれるかなって思ってね」
「………そう。ごめん、俺これからサークルなんだ」
「うん。また連絡するわ」
カゼは通話を切ると、少し口角をあげた。
自分を嘲笑ってきた兄を今度は自分が嘲笑うかのように。
カゼはその日以来、美咲と関係を持つようになった。
それが幸せなのかはわからなかったけど、カゼは満足していた。
「カゼ、最近帰り遅いけどどこ行ってるの?」
カンナは美咲の所から帰ってきたカゼに問う。
「………サークル仲間といるだけだよ」
「そう。でも、あんまり夜遊びしちゃダメよ?まだ学生なんだから」
「………わかった」
カゼはペコッとカンナに頭を下げると自分の部屋に入っていった。

