祈りのいらない世界で〜幼なじみの5人〜【実話】

東京に着いた5人は各自合鍵を受け取り、携帯に付けた。


ジャンケンで部屋を決め、家事の分担表を作っていると家具や服などの荷物が届いた。



5人は各部屋で荷物の整理をする。


段々と家らしくなっていく部屋。



5人は一段落つくと、リビングに集まった。




「ねぇ色々買い出しに行こうよ♪車も届いたし、俺が運転するからさ!近辺にどんな店があるか知りたいじゃん」

「そうだね、行こっか」



5人は車に乗り込むと、ケンの運転で買い物がてらドライブに向かった。



東京の街並みは地元とはまるっきり違い、高い建物が並び人が沢山行き交っていた。



色んな店に入っては、雑貨や照明機器などを買う5人。


するとキヨが4人を手招きした。



「みんなでお揃いのマグカップ買わない?これ可愛いよ」

「いいね♪お揃いなんて新婚みたい」



ケンはちらっとキヨを見る。


キヨはケンの視線に気付く事なく、カラフルなストライプのマグカップを見つめていた。




キヨはピンク、イノリは赤、ケンは緑、カンナは黄色、カゼは青の持ち手の色が異なるそのストライプのマグカップを購入した。




必要なものの買い物を終えた5人は、ゲームセンターで上京記念のプリクラを撮ると、沢山の荷物が積まれた狭い車に揺られながら家に帰った。