「これ崖に落ちちゃった私の帽子!…まさかイノリ、取ってきてくれたの?だから傷だらけなの!?」
「あぁ。…だってカゼばかりにカッコいい真似させられるかよ」
赤くなって口を尖らすイノリを見たキヨは、怪我をしているイノリの頬にキスをした。
「なっ…何すんだよっ!!」
赤くなって頬を押さえるイノリにキヨはニッコリと微笑んだ。
「イノリだーいすきっ♪」
この頃からキヨの全てはイノリで支配されていて
イノリでなくては埋まらない幸せがあった。
山に虫を取りに行ったり、河原で水遊びをしたり自然の中で何気ない毎日を共に過ごしてきた5人。
小学生時代はただそうやって5人で一緒にいる事が大切だったし、それで満たされていた。
しかし次第に大人に向かっていく彼らは、中学生になった頃
5人の中に男が3人と女が2人いる事を意識するようになった。
「あぁ。…だってカゼばかりにカッコいい真似させられるかよ」
赤くなって口を尖らすイノリを見たキヨは、怪我をしているイノリの頬にキスをした。
「なっ…何すんだよっ!!」
赤くなって頬を押さえるイノリにキヨはニッコリと微笑んだ。
「イノリだーいすきっ♪」
この頃からキヨの全てはイノリで支配されていて
イノリでなくては埋まらない幸せがあった。
山に虫を取りに行ったり、河原で水遊びをしたり自然の中で何気ない毎日を共に過ごしてきた5人。
小学生時代はただそうやって5人で一緒にいる事が大切だったし、それで満たされていた。
しかし次第に大人に向かっていく彼らは、中学生になった頃
5人の中に男が3人と女が2人いる事を意識するようになった。

