あたしは全部話した。
ヒデは最後まで黙って
聞いてくれた。
枯れたはずの涙だけは
やっぱりでなかった。
「メシ食ってるか?」
『ご飯?』
ヒデからでた言葉は
意外な言葉だった。
「食べてるか?」
でもヒデらしい質問。
『ちゃんと食べてるよ。』
ダンナに心配かけたくなくて
ご飯は食べてる。
すぐに吐いちゃうけど。
「じゃあ。ちゃんと泣けてるか?」
ヒデの質問に黙ってしまった。
「やっぱりな。」
ヒデは最後まで黙って
聞いてくれた。
枯れたはずの涙だけは
やっぱりでなかった。
「メシ食ってるか?」
『ご飯?』
ヒデからでた言葉は
意外な言葉だった。
「食べてるか?」
でもヒデらしい質問。
『ちゃんと食べてるよ。』
ダンナに心配かけたくなくて
ご飯は食べてる。
すぐに吐いちゃうけど。
「じゃあ。ちゃんと泣けてるか?」
ヒデの質問に黙ってしまった。
「やっぱりな。」

