ケータイ小説 野いちご

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    • 幼なじみ
    • 放課後
    • 切ない【お題】

    私たち2人は小さい頃からいつも一緒にいた。

    なんかもう家族みたいなもので、お互いが異性だなんて意識したことがなかった。

    でも、ある日の帰り道──

    「俺さ、隣のクラスの子に告白されて、付き合うことにした」

    「はぁ!?」

    最初はよく知らない子と付き合った彼にイライラしていたけど、次第に謎のモヤモヤが増えていった。

    そして私は気づいた。

    この気持ちが『恋』だということに。

    「もう一緒に帰るのやめない?」

    そう言う私に、

    「なんで?」

    彼はあっけらかんと答える。

    「ほら、彼女に悪いじゃん」

    そんなの嘘なのに。

    「そっか」

    気づいてよ。

    「じゃあ、明日からはやめとくか」

    そんなこと、言わないで……

    本当は彼女の話を聞くのが嫌だった。

    彼女とお揃いで買ったキーホルダーが目に入る度辛かった。

    私が彼女になりたかった──

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    • 幼なじみ
    • 切ない【お題】

    今日は私の17回目の誕生日
    ·····そして、大好きな人とのお別れの日


    ピッピッピッピッ

    「満夜(まよ)、グスッなぁ逝かないでくれよ。俺、お前がいなくなったらどうすればいいんだよ」

    「ごめん...ね、海都。そん、なにッ...泣かないで。ゎたし、海都と入れて、幸せだっ、たよ」

    ごめんね海都。ずっと一緒にいられなくて。

    「満夜...俺もっ幸せだった!グスッ俺、満夜のこと支えてやれたかな?」

    「もちろん。」

    「私ね、海都の...お嫁さんになって...ゎたしたちの子どもと笑って生きるのが夢だったんだよ。でも...叶わなく、なっちゃったね」

    「俺もッ同じ夢、持ってるよ。そんなの、来世で叶えればいいじゃん」

    「そう、だね」

    「あぁ。約束だ」

    「約束、だよ!」

    「満夜、俺の彼女でいてくれてありがとう」

    ピーーーーー

    ·····ありがとう、海都。来世でまた逢おうね。

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    • 幼なじみ
    • 放課後
    • 教室
    • 切ない【お題】

    「帰るぞ」

    そう言って私の教室のドアに立っているのは幼馴染の京介だ。

    「今準備してるから待って」
    「美羽はいつも遅いなあ」

    とか言いつつ京介はいつも待ってくれる、そんな京介が好き。

    「…つか美羽好きな人いんの?」
    「え?!」

    なんでそんなこと聞いてくるの?普段恋話なんて一切しないのに、まさか私が好きなことがバレた…とか?
    だとしたら、京介はなんて言うのかな

    「いるって言ったら…?」
    「まじ?ならいっか」
    「なにが?」
    「俺、今好きな人いるんだけどその子が俺と美羽の関係気にしてたからさ、美羽に好きな人がいるなら、あっちも安心かなって」
    「あー…なるほど…」

    もしかしたらって思ってる自分がいたことに恥ずかし過ぎて、泣きそうになった。

    「まあ、俺たちただの幼馴染だし、心配されるようなことねえよな〜」

    こんな想いをするくらいなら幼馴染なんかになりたくなかったよ。

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