あー……やばい。 あー……どうしよう。 なんかもう…… 「可愛すぎてどうしよう……」 独り言を漏らした俺に、海のパンチが贈られる。 相変わらずへなちょこパンチだな……。 「んな緩み切った顔すんな気持ち悪い!」 いつものように僻みを吐く海を無視し、昨日のカナちゃんを思い出す。