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「う~~ん……」



布団の中で伸びをしたあたしは、むっくりと重いカラダを起こした。



「あれ?」



時間を確認しようとしたけれど、いつもの場所に目覚まし時計がない。


とりあえず辺りを見渡して発見した壁の黒い時計は、9時半を指していた。



「9時半か……。え? く、9時半っ!?」



だーーーっ!


1限目、完全に遅刻してるっ!