ケータイ小説 野いちご

白いジャージ6 ~先生と愛のキセキ~




いないのかな。



先生みたいな男の人。





先生がおかしいの?


それとも他のみんながおかしいの?





どうして・・・・・・


みんなひとりを愛せないの?





カクテルを一杯だけ飲んだせいで、マイナスなことばかり考えてしまう。





家に着くとすぐに先生から電話があった。


声を聞いた瞬間に、涙が出てしまいそうだった。





『ごめんな、直!今から帰る。酒飲んでないから車で帰るよ』




先生を心配させちゃうといけないから、泣いてしまわないように笑顔を作って返事をした。




電話の向こうの先生は、顔が見えないはずなのに・・・・・・



『どした?直。元気ないぞ?』



やっぱり、先生が好き。


先生じゃないとだめ。




私、先生しか信じることができないよ。






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