ケータイ小説 野いちご

ぼくの 妹 姫






ずっと ずっと
考えてた わけじゃない





川の水を見て
急に思いついたんだ




だから その時


私は本当に死んじゃってたかも





あ、学校帰りに
アイス食べて帰ろう



そんな日常の思いつきと同じ軽いノリで




ふらっと ふわっと


宙を舞い




まだ少し薄暗い青い空を見て




夕暮れではなく



今は夜明けだと



確認するように




思いながら




川の底に ポチャンって




沈んでたかも




あの瞬間




あのタイミングで





お兄ちゃん




キミから電話なんか来なければ







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