ケータイ小説 野いちご

私に恋する可能性




『で?具体的に何するの?あいつ落とすのに』


……

えっと


「が、頑張る!」


はぁぁという大きなため息が電話越しに聞こえる


『ひなた?まさかと思うけど、ただ愛を伝えるだけとか思ってないよね』



え、めっちゃ思ってる

毎日しつこく好きを伝える予定だった


『はぁ…思ってたのね。そんな当たって砕けろ方式じゃダメだよ。砕けないとは思うけど。もっと計画的に、効率よくやらないと』


なるほど


『一応彼女ってことは変わってないんでしょ?だったら一緒に帰って仲を深めるとか、デート行くとかね?』


「一緒には帰れないよ。多岐くんが一緒には帰らないって言ったから」


友達と遊んだりしてるからね


『はぁ、そうだったね…でもそんなこと言ってたら進展しないよ…あ、そうだ連絡先は?聞けなかったとは思うけど』


「あ」


そうだった、昨日は連絡先を聞きに行こうとしたんだった


「聞けてない…」


『まずはそこからだね』


「うぃす!」



早速明日聞きに行こう!



< 20/ 270 >