ケータイ小説 野いちご

冬 -Domestic Violence-



「あ、そういえばヒデさん。」


『どうしました?』


「成田とかなり話し込んでたみたいだけど、何喋ってたんですか?」


『・・少しだけお説教を。』


「だからボロボロ泣き出したのか・・。」


『ご安心ください。その後は彼の良い所を挙げて励ましておきました。』


「だからまた“チャラ”を取り戻したのか・・。」



『頭を冷やすついでに、今回の事件から脱線した話をしてもいいですか?』


「どうぞ。」


『成田捜査官についてです。』


「あのチャラ男が何か・・?」


『彼から興味深い話を聞いたので、
こちらで少し調べてみました。』


「・・・・?」


『もしかしたら・・彼は将来、

小泉捜査官や神野くんをも凌駕するほど・・大化けするかもしれません。』


「おいおい・・。俺があんなチャラ男に負けるわけないだろ?」



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