「玲。また来たぞ!」耕が私の病室に来た。
河野が来てからすでに数日。
だんだんと迫ってくる河野の魔の手に私の病魔。
「なんで今なんだ?」と耕が言った。
「わからない…」私は言った。
「でも、私を車で引いたのは河野?」私は1つの仮説を立てる。
「可能性は?」
「無いとも言えない…」
「だったら、まぁ色々と辻褄が合うな。」
「だよね。」
私達が話していると…
「やめてください!」と廊下の方で凛の叫び声がした。
私はベッドから降りて、
「凛!早く離れろ!」私は叫んだ。
「玲!」と耕は私の隣に立った。