「ちょっと、トイレ行ってくるね。」
もながトイレに行っている時、私は鳥を見ていた。
その時、
「痛…!」
突然痛みが走った。
咲はたえられず、その場に倒れた。
「大丈夫?どうした?」
誰?目を開けると、私の頭を男の子が支えていた。
坂倉竜斗。同級生で、3組。
私は2組だから、クラスはちがう。
「ごめん、ちょっと頭が痛くて。」
「保健室行くか?」
私は首を横に振る事が出来なかった。
そのくらい痛かったから。
「咲!どうしたの?」
もなが来たらしい。もなにも病気の事は言っていない。
「頭が痛いらしい。俺が保健室連れて行く。」
そう言って坂倉くんは私を軽々持ち上げた。
お姫様抱っこで…