「……、お前ならそう言うと思った。じゃ

あ、そんなお前にプレゼントをやろう。」

氷空はポケットから、小さな袋を出し私に渡

した。

「何だろ?」

私は、無我夢中に袋を開けると、中には赤い

花のピンが入っていた。

「カンナって花で、花言葉は情熱…。小さい

花だけど強く咲く…。お前みたいだろ?」

「!?……、うん。ありがとう!すごく嬉し

い…!」

私は急いで、髪につけると私は嬉しくてずっ

と笑顔のままだった。

「氷空が一緒で本当に良かった!!」

すると、氷空は少し間が空いた後「それは良

かった」と微笑んだ。