ケータイ小説 野いちご

蒼の花と荒れる野獣




「和佳菜!」



曇り空。

今日の太陽は恥ずかしがり屋さんなのね。


そうやってふふと笑ったら、少しだけ光が射した気がした。


あらあら、情緒不安定なのかしら。

大丈夫かしら、心配ね。


なんて、やっぱり空を見上げていたら。



「わっ!」



すぐ後ろから聞こえた声にゆっくりと振り返る。


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