あっというまにご飯を食べ終えてた部屋に戻ってきたら…



ーコンコンー



美「はーい」




ーガチャー




美「香月?」



香「姉ちゃん、あのさ…」



やっぱり…。




香「姫のこと…」



美「うん」



香「俺は姉ちゃんが舞月だってことを疑ってるわけじゃねぇ。強いんだろうなってわかってる。けど…俺は姉ちゃんになにかあったら…っ」



美「…大丈夫だよ。大丈夫。…私が姫になったのは陸に言われたから。…私になにかあれば修也が責任に感じるだろって。……だからなっただけ。」



香「姉ちゃん……」



美「私は香月だけは裏切らないって言ったでしょ?悲しませたりしない。…」




半分本当だけど、半分嘘。




香「俺も、姉ちゃんのためなら全て捨てられる」




香月……






美「ぶ!!!あはははははは!!!!」




香「なに笑ってんだよ!!」