ケータイ小説 野いちご

【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。








「ぜ...零さん!今日花ちゃん泊まるから!!」


「...あぁ」




いつもの零さんの返事。


そう、いつもの零さんなんだけど

花ちゃんにはそれが冷たく見えたらしくて
完全に肩をビクビクと震わせて怖がっている。



「あ...朝日ちゃん...やっぱり私帰った方が...」


「違うの!あの人いつもああだから!!」


「誰が"あの人"だ朝日」


「ちがっ...!」



泣きそうな花ちゃんに


"あの人"呼ばわりされたのが相当嫌だったのか怒る零さん。




ごちゃ混ぜな空気に頭がおかしくなりそうになりながら

やっと花ちゃんを説得して泊まらせる事に成功した。




...ていうか、助けるつもりで泊まらせようとしてるのに

これじゃあ無理矢理みたいで意味無いじゃんと気づいた時には、ご飯を作ってる最中だったので既に遅かった。










< 288/ 416 >