ケータイ小説 野いちご

【完】恋のおまじないNo.2

「ううっ」



「なにが不服?やるっつってんじゃん」



そうなんだけど…。



「本当に効くんだよ?」



「おう。それよりさ、さっき桃ちゃんから連絡なかった?」



「あったよ。紫藤くんと出かけるから、一緒にって」



「俺んとこにも紫藤から連絡きた。一緒に行くか?」



カズマのことだから面倒くさがるかと思ったのに、結構乗り気!?



「断ろうと思ってる。あたしたちが着いてくと意味ないよね」


「まーな。じゃ、帰るわ」



やんわり笑うと、部屋を出ていった。



もう少し、カズマと話していたかった。



なんて言ったらカズマは戸惑うかな…。



いつもカズマの優しさに甘えちやうね。



早く答えを出した方がいいのはわかってる。



だけどなかなか難しくて…。



今日もらったお守りにどんな願いをかけようか。



例え相手があたしでなくても…。



“カズマに素敵な恋が訪れますように”



そう書けば、



神様はその願いを



叶えてくれますか?




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