私の声にもならない声のせいで、寝ている零さんを起こしてしまったけど悪いとは思ってない...



だって...零さん上半身裸なんだもん!!



「零さんほんと最低です!」



「お互い裸になった事あんのに何を今更...」



「わーーーー!!ほんと最低!!もういいですっ!
私ご飯作るんで零さん寝ててください」



「それより風呂借りていいか?」



「...どうぞ」



デリカシーのない零さんは、女の子のベッドで半裸で寝たって事に反省もせずに風呂場へと行こうとするから

タンスに閉まってあるお父さんの服を貸してあげた。




そして零さんが風呂に入ってる間に朝ごはんを作って、
ご飯が出来上がった時、ちょうど零さんも風呂から上がってきてお互いイスに座ってご飯を食べた。



「...うめぇな」



「この前は余りのカレーですみません」



「あれも美味かったな...お前いい家政婦になれるんじゃないか...?」



「...」