10分後



はぁ。やっとリビング着いた…。



この家、無駄に広いからリビング行くだけでも疲れる…。



「入んねぇーの?」



扉の前で止まる私に言う伶。



『……入るよ』



覚悟を決めて扉を開けた



ガチャ バタン ドン



そして、もう一度扉を開けた。



「親父…。いい加減学習しろよ」



「痛い。美玲。ヒドイよ!」



『朝から抱きついてくる奴が悪いよな?黒笑』



「ヒッ、ゴメンナサイ(美玲怖っ)」



「遅かったわね。2人とも」



『母さん。いるなら止めてくれ』



「まぁいいじゃないの」



あれ…今日の母さん機嫌いい?