勢いよく丘を下ったのに、黒い鉄の馬車に大事そうに乗せられた。


目が合う。


数秒みつめあうと、宗忠は穏やかに微笑した。


ああ、やっぱり王子だ。


そして時々、悪魔。


倫子の頬が緩んだ。


そっとくちびるが合う。


それは素敵な・・・Xmas!



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