執事・榊「芹明様。夜ご飯はどうなさいますか?」

芹明「いらないから。」

もともと夜ご飯を食べる人間じゃない。

執事・榊「かしこまりました。では明日、お迎えにあがります。」

榊は確かだけどこの家の執事部屋で生活してるはず何かあったらすぐに呼べる。

楽といえば楽だ。

族の人間なんていうと恐れられる。
普通なら。
でも今、仲間の奴らはそんなことはない。

それに、私が闇から救ったからかもしれないが。

私の学年はSクラスを含めたAクラスからIクラスの10クラスある。

Sクラスは1年の時と大して変わんないだろう。

プルルルルー

芹明『誰だ?』

理事長『芹明。表示くらい見てから出ろ。』

理事長の魔王。

芹明『魔王か。』

理事長『麻央な。まぁ、なんでもいいけど。明日は来なさいよ。で、明日からSクラスに琥珀を含めた白虎が加わる。』

芹明『めんどくさいことしてくれたな。』

琥珀なんかと一緒に授業を受けたくない。