ケータイ小説 野いちご

銀髪姫の恋物語〜やっと掴んだ幸せ〜

いや、だってね?


この女の子を代表とするクラスの女の子全員が…。


「これ?メイド服だよ!」


メイド服…だったから。


「それはわかりますが…どうしてメイド服なんですか?」


こんな服着てるけど、一応この女の子も財閥令嬢。


驚きすぎて、いつもの口調にならないように気を張る。


「あ、そっか。夕凪さんは休んでたから知らないんですよね」


「そうなんです。だから説明してもらってもよろしいですか?」


うぅ…っ、この口調慣れてきたからと言っても、やっぱり辛いのは辛い!


あ〜っ、だからと言っていつもの口調は絶対ダメだからな〜っ。


「えっと、文化祭と言うことで喫茶店をしようとなりまして」


「でも普通の喫茶店じゃつまらないっ!ってなったんだよ」


近くにいた男の子が続けて言う。


いやさ、そこは普通にしようよ。


どうしてそういう考えになってしまったの?!


まぁ、今更言ったところで遅いんだけど。



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