ケータイ小説 野いちご

嫌いだけど…


ナースステーションを通り過ぎた所で



「あれ、すずちゃん?」



「あっ…和樹先輩ケホケホッ」


どうしよう…

病室抜け出してきたからな



「駄目じゃん」

「病室抜け出しちゃ」



「すみません…」



「すずちゃんちょっとそこの診察室に行こっか」



えっ…

そこって

和樹先輩の診察室じゃん



「あの…大丈夫ゴホゴホですゴホッ」



 
「大丈夫じゃないでしょ」

「先輩命令だよ」



こうなったら逃げよう


「ちょっ…すずちゃん走るな」




力を振り絞って勇気君の病室に走っていった。

あそこは集団部屋だからそこに隠れよう







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