落ち着けっての…。




爽「周りの見えないバカお二人…。机を見て」
机には目薬。

二人「泣いて…無かったのか」




岳「そうだっての!はぁー…怖かった。」
陸「しっかし何でそんな事しとるん?」



『私に感情が無いから…教えてくれるって…』
いつの間にか戻ってきた沙彩が岳の隣に座る。




岳「…ふん…せっかく形から入ろうとしてたのに」
劉邦「が…岳?お前女いけたっけ?」



岳は気まずそうに顔を逸らし、横目で俺等を見た。




岳「沙彩は…普通の女じゃねぇから…な?」
『まぁ…そうですね』



これは岳にとって言い方向に進んでいるとみた。





沙彩は確かに普通じゃないね…



星夜「でも…形や感情から入る前に沙彩の格好をちゃんとしよ?」


皆はハッとして沙彩を見た。

ヤマンバみたいな髪の毛に細い身体。