神社に戻り、拝殿まで向かうとなだれ込むように倒れこんだ。






「もう嫌!大切な人が傷つくのも・・・いなくなるのも・・・」





こんな思いもうしたくない。
私がここにいるからみんなが傷ついてしまうなら。





「どこか、誰もいないところに連れてって・・・!」






どうして生まれてきたんだろう。
人を不幸にしかできない私が・・・・。



なんで、こうして生きているんだろう。




私が傷つけばいいのに。
私が、いなくなればいいのに・・・。






そうすれば、誰も傷つかずに済む・・・?