ケータイ小説 野いちご

心に悪夢を潜ませ


 皆着の身着のままという状態で、扉を開けた瞬間に入ってきた隙間風に身震いし、まだ寝ぼけたままの頭で何時だろうと考えた。

 「どうかしましたか?」

 重たい瞼を擦れば、お医者様が早口に言った。

 「戦争だよ、シャンス。呑気な事を言わず目を覚ませ!逃げるんだよ」

 言った瞬間、何処からか爆発音がした。


< 18/ 71 >