ケータイ小説 野いちご

白いジャージ短編集




「こちらこそごめんなさい」



謝ると、直さんは私の倍謝る。



「私がもっと早く本当のことを話していれば」


「そんなことないですよ」


「でも、言い出せなかった。ごめんなさい。早く言うべきだった」




そうだよ。

もっと早く教えてくれていたら、私は本気にならずにすんだんだよ。


こんなにも苦しい想いをしなくていい。





毎日、先生だらけの日記。


友達との会話も先生だらけ。





もう引き返せないよ。


どうすればいい?




< 12/ 19 >