「昨日の洋二の写真、見っか?
めちゃくちゃ面白いぜ。」


「ありゃ、マジやばかった。」


洋二も乗ってくる。


笑いながら携帯をいじり始めた一樹が
動きを止めた。



「げ、親からまたメール。ウザっ。
……あれ?
蒼介、今日モモと来たんじゃねぇの?」



返事なんて

できるはずがない。