「お前、マメモモのくせに、
合コンなんて100年はえーんだよっ!

ストーカー問題が
まだ解決したかもわかんねーのに、
合コンなんて、ふざけんなっつうの!」


コツンと頭をたたかれる。


「ってことで、お前のお守りを
一樹から任されてる立場としては、
断固認められねーからな。

ほら、帰るぞ、バカモモ!」


そう一方的に言うと、


蒼介さんは
ぐいっと私の手首をつかみ、

唖然としている友達を後に残し、

グイグイと駅に向かって
歩きだしてしまった。