ケータイ小説 野いちご

俺を嫌いになればいい。






***





塾帰りのわたしは“彼”を見つけた。




「(飛鳥、ご飯食べたのかな?)」




なんて場違いな事を思う。



“彼”の足元に散らばる空き缶を見ると、少し不安になった。



飲酒、なんだろう。



夜中だと言うのに“彼”の髪色は輝きっぱなし。



寧ろ、昼間より輝きが増している。


それとは裏腹、わたしの心情は憂いに沈むばかり。





< 2/ 309 >