「わっ、麻桜!?いつから図書室に!」



「んーオンパレードの辺りくらいからいたわよ」



た、確かにそうかもしれないけど……麻桜だって私とそんなに成績変わらないじゃん。




「あたしはいいの!専門学校に推薦で行くんだから勉強しなくても」



「もうっ、何なの?嫌味言いにわざわざ放課後にこんなとこ来たの?」



麻桜と話しながらも、返却された本にカードを1つずつ戻していく。

2人体制の時もあるんだけど、今日は私一人の日。