ケータイ小説 野いちご

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イジワル上司のヒミツ

「なんかこの景色見てると…嫌なこととか、胸の中にある小さいモヤモヤとかが、なくなる気がするんだよな」

「…そうですね」


なんだかこの景色見てると、気持ちがスッキリしてくる…




「あんま気にすんな。あんなやつ…忘れちまえよ」

「…!」


湊さんの言葉が、胸に突き刺さった。


それは痛いものではなく、傷ついた心の傷を、癒してくれた。




「………はい」


無理矢理だったが、笑顔をつくる。

今の私には、それが精一杯だった。





湊さんも笑ってくれた。



その笑顔は、バカにしてるのでも…意地悪でもなくて…

すごく優しい顔だった。



その笑顔に、ドキッとした…

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