土「んなっ!!」



いきなり言われて少し動揺している豊玉さん……いや土方歳三。



薫「……この句、嫌いじゃないですよ。『自分は自分』みたいな?」



土「ふっ………さっさと寝ちまえ寝ちまえ」



恥ずかしいのか、それとも照れているのか。



薫『松尾芭蕉か?松尾芭蕉に憧れたのか?まぁ、どの句も素直だな。俳句みたいに素直になればいいのに……にしてもストレートだよな』




しばらくして薫から規則正しい寝息が聞こえた。



土『寝たか。………ったく、嬉しいこと言ってくれるじゃねぇか』


心の中で隠れて喜んでいる土方



土「さてと。もう少し頑張っか」