そして、 すべてを壊す破壊神に成り下がった。

「もう何も喋らなくてもよい・・・ 私はっー」

「巫女よ・・・ すまないーーーー」

この世の終焉になど、どうして執着できよう・・・

だが、我が唯一心を預けた少女が守りたかったものならば、この命が尽きようとも、共に守護していこうと誓った。

だが、それももう終わりだ。

少女の流す涙を拭い、そのまま瞳を閉じたーーー

「・・・来世では、幸せになりましょう。 銀・・・」