母親と父親は新しい家の事や街の事、自然環境について、花を咲かしており、娘の変化には気がついていない。



「…はあ」



板挟みされる妹は大変だと真麻は心底思った。


そして姉程ではないがこんな田舎はゴメンだ。と姉に染めて貰った赤茶の髪を弄りながら思った。


しかしその反面『友達が出来たらいいな』とこの環境に胸を高鳴らす真麻もソコにはいた。