私はこれ以上、言い訳を聞きたくなくて布団に潜り込んだ。


こんな時、どうすればいいのか分かんないんだ。


ダメな彼女でごめんね…?



「また明日、ちゃんと話さして?……おやすみ」


冬哉の足音が遠ざかっていくのがわかった。



冬哉を疑ってるわけじゃないよ。


ただ……

話を聞くのが怖いんだ。





もうすぐ春休みは終わろうとしていた───……