俺も、直も寂しかった。 心に大きな闇を抱えていた。 教師と生徒。 それなのに、俺達は付き合う道を選んだ。 バレたらどうなるのか、毎晩そんなことを考えた。 直の人生を狂わせたくない。 だから、別れようと思った。 毎晩、月を見つめながら思った。 だけど、別れることができなくて。 一緒にいたかった。 でも、いろんな出来事があり、俺はやっと決心した。 今は我慢しようと。