5分後ー 「5時には帰れよ」 「んなのわあってるっつーの」 私はチキンライスを口の中に入れたまま、適当に答える。 門限とか面倒臭い…もう少し放任の方がこっちは楽だよ… 私はそんなことを考えながら口を動かした。 姉は相変わらずだし、私もこの性格を直す気は今のところ全く無い。 ただ、いつも通り1日を適当に過ごして消化する日々を送るだけだ。 私はチキンライスを食べきり、シンクに置いてリビングから出た。