<<へ!?>>

私と友理奈は恐る恐る後ろを振り返るとそこには、ぐったりした海斗がいた。

「どうしたん!?」
友理奈は海斗に聞くと海斗は

「もう...無理..」
と言って、倒れてしまった。

友理奈は「えっ!?海斗?はぁ?何これ!?」
と、すごく驚いていた。私達は一瞬海斗が死んでしまったと思った。


でも様子を見ているとただ、寝ているだけだった。
私はホッとした。  死なれたら困るし..。
友理奈がこの先立ち直れなくなっちゃう。

私達は途中で弘樹くんに会ったので、弘樹くんに海斗を運んでもらった。

でも、海斗は昨日何をしてたのかな?
そんなに、寝るのが遅かったのかな??
私達は海斗を保健室の先生に任して、教室に向かった。

教室に着くと千夏が「おはよ~」と言ってきた。
なんだか、今日の千夏はいつもよりテンションが高い気がした。

私達が席に着くと千夏が

「聞いて聞いて!!うち、彼氏ができた!」

と言った。  そうなんだ。

<<え~~!?>>

私と友理奈は同時に驚いた。
今、彼氏ができたって?
友理奈は、「どんな人!?」って聞いた。

千夏は

「かっこよくて、おもしろくて、やさしくて、頭もよく「分かった」と友理奈が千夏の
言葉を遮った。
そして友理奈は「とにかく、良い人やねんな?」と聞くと千夏は

「うん!これが写メ❤」
そう言って見してくれた写真には、モデル並みにかっこいい人が写ってた。

私と友理奈は
<<かっこいい>>
と言った。それを聞いた千夏は「やんな!?」と言った。

わ~。いいな~!
でもでも、今日の占いは1位だったし..。

大丈夫、大丈夫!!と自分に言い聞かした。