私と友理奈は海斗を呼びに行くことにした。



私達が体育館に行くと、そこにはすごい数の女の子達がいた。

みんな、「キャーキャー」言ってる。
はっきり言ってうるさいな..。
もうちょっと静かにしてほしいな。

私と友理奈は頑張って人ごみを歩いて行き、海斗の姿をさがした。

今は、試合中?
すごく真剣にやっていたので、声をかけずらかった。

何分かして試合が終わったのか、海斗が私達の方に来た。

海斗は私達に
「部活終わるの早いな〜」
って言ってきた。
友理奈は

「だって、今日は愚痴会やったし」
と説明した。
海斗は納得したのか「なるほど」と言った。

私は「もう部活終わったん?」と聞くと海斗は
「うん!終わったし待ってて」と言って、どこかに行ってしまった。

周りの女の子達は
「あの2人ってどういう関係なんかな?」って言ったり、「羨ましい」と言ったりしてる。

こんな事はもう慣れた。

多分どんなに可愛い子が海斗に告白しとも無駄だと思う。
海斗と友理奈はお互いをずっと思って過ごしたんだから。

すぐに海斗は戻って来た。
そして「帰ろう」と言ってきたので私と友理奈は<<うん>>と言った。

それから、家に帰っても不幸な事は起こらなかった。