「あれミーちゃん、顔赤いよー?熱あるんじゃない?介抱してあげるから、横になってよ」


「ほんとやめてくださいっ。ルカ呼びますよ!」


「あー、それはイヤかな。ルーちゃんのスパルタぶりはトラウマもんだしぃ。ルーちゃんいないから、ミーちゃんと一線を超えてみたかったんだけどー」


「補習を受けてもらおうか、レイン」(細剣かちゃり)


「遅かったかー」


「ルカ大佐じゃない、ルカ先生……」


「貴様の素行は常々、目に余っていた。ここいらで矯正した方が、貴様の為でもあるだろう?」


「ミーちゃんにちょっかい出されたからって、短気だなぁ。ま、ルーちゃんとも愛を育めるなら、それも大歓迎だけど」


「矯正不可と見なして、断罪する」


「まっ、ここは保健室なんで流血沙汰は――」


「怪我したらミーちゃんに介抱してもらえるね」


「問答無用でやってください」


「えー」





※案外、冷たいミーちゃん。