「お父さん?」
お父さんは手を合わせて神様に拝礼をしていた。
「紗良もしなさい。」
「あ、うん。」
私もお父さんみたいに手を合わせて神様に拝礼をした。
家族がバラバラにならずずっと笑顔で過ごせますように。
「よし、戻るか。」
「うん。」
ずっと笑顔で過ごせるといいな。
ケータイ小説 野いちご
刻印を持つ古の巫女
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