5分歩いた所に小さな森みたいなのがあり、
そこで私とレベッカ先生は止まり、
「ここでいいでしょう。ではアビテストを始めましょう」
「アビテスト?」
「そうです。
あなたのアビは念力ですよね。
なのでここに1Kg,5kg,10kg,15kg,20kg,25kg,30kg,35kg,40kg,45kg,50kg,55kg,60kg,65kg,70kg,75kg,80kg,85kg,90kg,95kg,100kg,110kg,120kg,130kg,140kg,150,160kg,170kg,180kg,190kg,200kgの重りがあります。
できるかぎり高く持ち上げてください」
「はい」

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「はぁ、はぁ」
「あらあら。知念さんのアビは強力ですね。
ではこれはどうですか?」

それでレベッカ先生は1000kgの重りを10個出した。

「っこ、これを全部持ち上げるんですか?」
「そうです。ささ、やってみてください」

ふぬぬぬ!

「えーーーい!」

「お~すごいですね~。でもこれが限界そうですね」

ドッドッドッドッドッドッド

「あ~疲れた~」

「ではあなたのレベルは4です。
でも天倉さんの言った通りにあなたは未知の可能性があるのでSクラスに居て下さいね」
「はい」
「あとこれをどうぞ」
そして先生は銀色のチェーン状のブレスレットを3つ私に渡してきた。

「ありがとうございます」
「ちなみにこのブレスレットはあなたのアビを抑えるための物、
ようするに制御ブレスです」
「はい」
「もう皆さんの所に帰りましょうか」
「はい!」