関波君が早耶達と仲良くしようとしてくれてると思い、笑顔で褒めたのに……


「勘違いすんな」


彼からは、冷たい反応が返って来た。


「修業の為に家来てもいいって言っただけだ。お前…オレとの勝負、忘れんなよ?」


……何ソレ。


私達を家に誘ったのは純粋な気持ちじゃなくて、“修業で点数稼ぐ為に”って事だったの!?


怒りがフツフツと湧いて来て、関波君を睨んだ。


「やっぱり………アンタは悪魔だ!アレスノ!!」


本棚から本が飛んで来て、スパンと関波君にヒットした。


「イッ!?」


「ザマーミロ!バカ男!」